「まだまだ暑いね～」と言って始まった９月でしたが、ある日涼しい空気を感じて朝夕がひんやり
してきました。天気の良い日には天高く青空が広がって、秋が来たのを感じます。子どもたちも園庭
に出ることが多くなり、遊びの様子も変わってきました。近所の公園に落ち葉やドングリを拾いに
行ったり、園外での芋ほり、みかん狩りも秋ならではの楽しい行事です。園のインスタグラムでも紹
介されていますが、３歳以上児の芋ほりは当日だけではなく、事前には良いお天気を願って大きなテ
ルテル坊主を作ったり、「さつまのおいも」の音付け絵本を楽しんだりしました。当日は長靴を履い
て芋畑に入り、いくつもぶら下がったお芋を収穫していました。どうやってお芋を掘り出したのか一
人のお友達に聞いたところ、「手で土を掘っていって、もうとれるかなと思ったらつるを持って引っ
張ったんだ」と教えてくれました。とても臨場感があり、思わず聞き入ってしまいました。次の日に
は土のついたお芋を洗って色の違いや傷、形の違いを観察しながらクレヨンや絵具で絵を描きました。
また、重さを秤屋天秤で計ったり比べたり、長さ比べのコーナーもありました。次はお芋を味わいま
す。９月の終わりはサツマイモを五感で味わう、楽しい『お芋週間』になりました。
園長 中武 亮子
