子どもを勉強好きにするには、どう育てたら良いか?
勉強しようと思っていたところに親から「勉強しなさい」と言われたら、どんな気持ちがするか?
ある短大生は「意地でも勉強しない」と答えた。
「お母さん何か間違ったこと言った?」
子どもは楽しいと思うことをやろうとする。
大人は、仕事は楽しいばかりじゃないから、子どもも楽しいばかりではいけないと思いがちだ。
今、起きている保育の転換は、子どもにやりたいことをとことん追求させる保育の実現だ。
思い通り行かないから子どもも苦労が伴う。
その苦労が成功の喜びを大きくし、また自身の成長を実感させる。
楽しいことの追求が、挑戦や壁にぶつかり立ち直る力を養っていく。
それが勉強への挑戦にも繋がっていく、そんな人間の根っこをこども園は育ててようとしている。
「子どもが始めたことをまず大事にする」両附属幼稚園の職員はこの1月お茶の水女子大学特任教授の宮里暁美先生から研修を受けた。