「歌うということ 音や音楽で遊ぶこと」
6月は例年より遅いながらも梅雨に入りました。外に出られない雨の日は、子どもたちも
楽しみが一つ減ったようにも思えます。しかし先生方は、逆転の発想で子どもたちと一緒に、
雨の季節を思いっきり楽しんでいます。園のインスタグラムやおうちえん、HPの「えん
ちょう日記」では、子どもたちの作品をご紹介していますが、子どもたちは五感を使いなが
ら様々な遊びを展開しています。
朝のお集まりで毎日歌う季節の歌の中でもいろいろな姿が見られます。「かえるのがっ
しょう」では、歌いながらぴょんぴょんカエルになって飛び跳ねる子どもがいます。「しゃ
ぼんだま」では、ゆったりとしたピアノの伴奏を聞いて「おちつく~」と言いながら、ふ
~っと息を吐く子がいました。「にじ」では、「らーらーー にじがにじが そらにかかっ
て~」というクライマックスで全員が声を合わせて歌っています。歌うとき、子どもたちは
伴奏やお友達・先生の歌う声を聞きながら体を動かしたり、いろんなものを見たり、気持ち
を感じたりしています。声を合わせることは息を合わせることです。子どもたちにとって音
や音楽は、五感で感じることができるとても大切な遊びです。
園長 中武 亮子