秋の兆し
数年前までは8月半ばを過ぎたころから朝夕が涼しくなり、昼間でも時折涼しい風が吹き始めて
ほっとしていたように思いますが、相変わらずの暑さです。皆様お元気に夏を乗り越えられているで
しょうか。昨年に続き今年も猛暑の中子どもたちは、時折の雨水を蓄えた築山やミストで暑さ対策をし
た園庭でのさまざまな遊び、プールや水遊び、先生方が工夫した楽しい遊びで暑い夏を満喫してきま
した。24節季で8月23日は暑さが和らぎ始める「処暑」、9月7日は草花などに朝露が付き始める「白
露」、9月23日は昼夜の長さがほぼ同じになって秋が深まっていく「秋分」と、暦の上で季節は秋に移ろ
うとしています。園庭で見つけた秋の兆し・・。築山では秋の七草のひとつ、ふ入りの「薄(ススキ)」と
「女郎花(オミナエシ)」が花壇にも「藤袴(フジバカマ)」が開花の時期を待っています。
他にも綿が花開いて実をつけ、サツマイモのつるが伸びて葉を茂らせて
未満児の子どもたちの収穫を待っています。皆様、来園の際にはどうぞ
ご覧ください。そして何と言っても、子どもたちの体も心も夏を乗り越えて
一回り大きくなったと感じます。秋が深まってきたら、子どもたちが普段の
保育の中で楽しんでいることや頑張っていることを広げたり、深めたりした
ことをご紹介できたらと思います。
園長 中武 亮子
園庭の草花たち