子ども達は毎日の生活の中で嬉しいことや嫌なことを経験しながら自分の価値観を形成していく。
嬉しいこと=良いこと、嫌なこと=悪いこととなりがちだが、
嬉しくても止めたいこと、苦しくても頑張りたいことに目を開かせたい。
前者にドイツ語で「シャーデンフロイデ」と名付けられた(他人の不幸は蜜の味がするという)喜びがある。
嫉妬心があると人の幸せは妬ましく、人の不幸が嬉しくなる。
いじめにしてもネットの炎上にも、不健全な喜びが隠れているように見える。
後者には苦労を重ねてこそ辿り着ける達成の喜びがあるだろう。
自分がされたら嫌なこと、それは他人も嫌なこと、みんなでしないのがいい。
自分がされたら嬉しいことは、他人もされたら嬉しくなる。みんなが嬉しくなることを考えたい。
「フワフワ言葉」は言われると嬉しくなる言葉、「チクチク言葉」は言われると嫌な気分になる言葉、意識していきたい。