園長だより№47(スマホ版)

更新日:2022-02-25 / カテゴリ:幼稚園だより

園長だより  み ど り №47   R4.2.25

宮崎学園短期大学附属清武みどり幼稚園
園長 久島 孝昭

「まん延防止等重点措置」の期限はあと1週間となりました。
これまでの状況を見ると、重点措置が解除されても、終息するまで油断できません。
引き続き、感染予防に努めましょう。

○ COVID-19感染予防対策について
1月初めから始まった第6波、治まる気配が見えません。
市内では100人前後で新規感染者の確認が続いています。
また、県内では2月に入ってから連日、高齢者の死亡が確認されています。
オミクロン株はデルタ株に比べて症状が軽いと言われていますが、感染力が強く、高齢者にとっては脅威です。
軽いからと甘く見て家族が感染し、高齢者に感染させて亡くなるということは絶対に避けなければなりません。
園では以上児はマスク着用、全園児手指のアルコール消毒、保育室の換気の徹底等、できる限りの感染予防対策を行っています。
また、子どもたちの健康観察をしっかりと行いながら、体調不良が見られる子どもについては、すぐに保護者に連絡するようにしています。
家庭でも子どもを含め家族全員の健康に気を配っていただき、少しでも家族の誰かに発熱や風邪症状が出た場合は、早めに病院受診し、感染の有無が分かるまでは、子どもが元気でも登園自粛させるなどの対応をお願いします。
オミクロン株は感染しても無症状で、感染に気付かないこともあるようですので、細心の注意をお願いします。
感染が確認されたり、濃厚接触者と判断されたりした場合は、すぐに園までご連絡ください。
園としても、園児や職員等、園関係者の感染や濃厚接触者の確認が分かった場合は、すぐに「れんらくアプリ」のメールで情報をお届けしますので、確認をよろしくお願いします。
なお、情報提供する場合、個人名やクラス名など個人が特定されるようなことはしませんので、ご理解ください。

COVID-19の新規感染者状況
月 日  宮崎市  県全体
2/19土    95  215
20日   82  207
21月    57  158
22火   98  251
23水   98  251
24木   61  162
25金   114  265

○ 研修会報告<② スマホの影響>
研修会報告の2回目です。今回はスマホ・タブレットが子どもに与える影響についてお伝えします。
◯ 乳幼児にスマホを使わせると
子どもにおとなしくしてほしい時、スマホやタブレットを見せていませんか。
乳幼児用のアプリもあるのでしょうか。
手っ取り早くて、親は楽ですよね。
でも、これが子どもの健やかな成長には悪影響を与えます。
1 乳幼児はがまんができない。
スマホの面白さを覚えたり、興味をもったりすると、子どもはスマホを使いたがります。
親は時々使わせるつもりが、子どもが使いたがり、やめさせようとすると泣くなどして抵抗し始める。
そうなると、親はやめさせられなくなる。
長時間、毎日使っていると、ネット・ゲーム依存傾向が強くなり、依存症になる。
いわゆる「スマホ中毒」「タブレット中毒」になり、体や脳の発達に悪影響が出てくる。
脳神経が傷つき薬物依存と似た症状が起きる。
そうなると、専門的な治療が必要となる。
2 ヒトがサル化する。
脳の前頭前野は「考える」「記憶する」「アイデアを出す」「感情をコントロールする」「判断する」「応用する」など、人間にとって重要な働きを担っているため、人間が人間らしくあるためにもっとも必要な存在。
ヒトの前頭前野は脳全体の約30%をしている。
チンパンジーで10%、サルは0。
乳幼児のころからスマホやタブレットを使っていると、この前頭前野が使われなくなる。
使われなくなると、使えなくなる。
つまり、ヒトがサル化していく。
脳がサル化すると、考えることができなくなったり、キレたり、感情的になったり、やる気の低下などにつながったりする。
3 コミュニケーション発達への悪影響
乳幼児だけでなく、保護者も過剰なメディア接触が続くと、アタッチメント(愛着)が薄れるなどの障がいが出る。
つまり、親子の愛着行動がうまくできなくなる。
親は子どもをほったらかしにしてスマホに夢中になり、「子どもを守り育てる」ことができなくなる。
乳幼児はスマホから離れられなくなり、親との信頼関係を育てられなくなる。
こうなると、子どもの症状として
・表情が乏しい ・泣かない、おとなしい ・言葉が遅れる ・視線が合わない・攻撃的になる等
が見られるようになる。
これらの症状はネグレクトなど不適切な子育てをした場合に見られる症状と似ている。
乳幼児、特に月齢が低いほど悪影響が大きい。
電子メディアを1日2時間以上使わせることはよくない。
4 育ち直しができる。
月齢。年齢が低いほど改善しやすいので、気になったらすぐ取り組んでみよう。
・テレビ・ビデオを見せない
・ゲーム・スマホ・タブレット・パソコンに触らせない(隠す)
・声かけ、語りかけ、身体を使った関わり合いをできる範囲でよいので増やす
・1か月から半年やってみる
電子メディアの過剰接触により起きるものであれば改善する。
取組の初期は大泣きや猛烈な抵抗も予想される。
・それだけ影響が強く出ているということ。ほとんどの場合は、数日で治まる。
→ 大泣き、大暴れを乗り越えると急激な変化が見られることが多い
・保護者がイライラして耐えられないようなら無理をしないほうがよい。
大人がスマホを我慢しすぎてストレスを溜めるのはよくない。
子どもが寝静まってから大人が楽しむことは子どもには影響は出ない。
・改善が見られたら「見せない・使わせない」を継続。3か月~1年くらい必要。
→ 少し落ち着いたからと見せてしまうと、また元の状態に戻ってしまう。
・3か月以上たっても顕著な改善が見られない場合は、電子メディア以外の要因が考えられる。

○ 3月の行事予定
4日(金) 避難訓練
5日(土) 入園説明会 →中止:用具渡しのみ
8日(火) 誕生会
9日(水) ボールで遊ぼう(年長)
12日(土) 愛情弁当の日
15日(火) 発表会リハーサル
16日(水) 発表会
19日(土) 第5回卒園式
24日(木) 修了式
25日(金) 春季休業 ~ 4月7日(木)